あと少しで一生後悔するところでした

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もはや誰が見てるわけでもないこのブログだけど、シルバーウィーク前後でいろんなことを考えて、特に忘れちゃいけなさそうなことをここにメモっておこうと思い立ち、金曜21:38。思い返せば私は、高1のお割くらいから広告批評を毎月買うような広告オタクで、まあ、とにかく広告が好きで好きで仕方がなかった。その後、大学に行ってファッションに浮気して、デザイン、アート、建築、いろいろと好きなものは増えたけど、それでも毎月広告批評は買い続けていた。「本命」だった。それでも、不思議と(いや、不思議とじゃないんだけど、めんどくさいから不思議と)広告を仕事にしようとは当時は思わず、もしかしたら「趣味は趣味のままがいい、趣味を仕事にすると大変」みたいな風説をちょっと信じちゃったかもしれないんだけど、法律の道を志し、破れ、インターネットを選んだ。それでもやっぱり本命は本命で、ちょっとずつ、ちょっとずつ広告が仕事になっていった。で、ある時、広告批評が廃刊した。その頃には既に私は広告業界の端っこに位置していて、広告は毎月の楽しみというより、生業になっていた。ブレーンを読む、コマフォトを読む、そういう習慣は続いていたけれど、それは自分自身の広告人としての価値を高めるためという、いわゆる「勉強」であり「仕事」になっていた。で、今に至る。今いる場所は「単なる広告好き」だとやっていけなくて、大学〜社会人2年目くらいまでに集中的に手に入れた、大雑把に言ってしまえば「センス」みたいなものが割と大きな意味を持っていて、結果として広告ど真ん中で勝負しない、いや、できない、するレベルにない状態で1年半くらいが過ぎた。辛い。なんか辛い。それ以前に面白くない。そうか、これが「趣味が仕事になる」ってことなんだ、と気づいた。悩ましい、ああ悩ましい。で、詳しくは省略するけど、幾つかのプロセスを経て、ようやく気づいた。広告は、趣味でいいんだ、ということに。昔みたいに楽しんでいいし、そうあるべきだ、と。CM見るの楽しい。ポスター見るの楽しい。インタラクティブも、もちろん楽しい。毎年のカンヌの受賞作を見ないと、チェックしておかないと、じゃない。「○○しないと」じゃなくて、したいから、する。そういう姿勢がとにかく大事だと。好きこそものの上手なれ、というじゃないか、好きなものは好き。だから、これからも好きでいようと思った。趣味がうっかり仕事、それでいいじゃないか。努力は夢中に勝てないから、今一度、夢中になろう。ただただ楽しもう。というわけで、ブックオフにダッシュして広告批評をいくつか買ってきた。108円。たったの108円で、私は明日も楽しんで生きていられる。この先、結果が出るか出ないかは、割とどうでもいい。好きなことを好きなようにして、あとは神のみぞ知る、である。もう少しこの状態が続いていたら、広告が嫌いになっていたかもしれない。それはきっと、後悔することになるだろうし、ここで気づいてよかった。なので、広告よ、これからもよろしく。