#50 結局「何者でもない」というところに戻ってきた

なんとなくここ数年くらいは油断すると「何者か」になったような錯覚に陥ってしまう、あるいは陥らせたほうが毎日が心地よく進む、陥らせないと弊害がある、みたいな環境にいた気がするのだけど、それやっぱり間違いで、わたしは相変わらず「何者でもない」というところにいる。それが正しいのか間違っているのか、良いことなのか悪いことなのか、そういうのは正直わからないけれど、それでも、投げかけられる質問や相談に対して、何かをわかっている前提で、つまり今この瞬間の自分の中からスッとそれらしい答えを出すことはわたしの本懐ではないし、そういう態度は経済的なのかもしれないけど、どこまで行ってもわたしは経済的には生きられない、というのが確信めいたものに変わってきたので、不器用に、でも丁寧に、しっかり考えて、しっかりやる、なぜならわたしは「何者でもない」から、という原理原則に根ざして毎日を生きよう。そのほうが結果的に数年後に「おっ」みたいな感じになるんだよな〜。それも分からんけども。