#151 「2度と」

損得勘定とか抜きで、したいことを、なるべくしよう、そう思う。みたいな。

そう、40歳を超えたあたりから、いろんなことに「もう2度としないかもしれないな」と思うようになった(別に健康状態に今のところ何の不安もない。念のため)。世界中には行ったことのない場所がたくさんあって、当然すべての場所を巡るなんてことはないのだけど、日常を生きている中で「行こうと思えば行ける」みたいな機会に接した時によくそう思う。そういうのこそ逃しがちだし。例えば。打ち合わせに行った先の近くにずっと気になってたレストランがある。仕事は忙しくて、コンビニで軽いごはんを買ってデスクで食べる(日常)ところを、ぐっとこらえて、時に誰かに謝ったりしてそのレストラン(非日常)に行く。そういう、ちょっとした踏ん張りで、2度と得るチャンスがないかもしれないあれやこれやを楽しむようにしている。そういうことで日々の、人生の深さとか豊かさはつくられているように思う。日常はラクなんだけど、日常の積み重ねだけが人生だとしたら、それはちょっと、ね。