まず「たまに取り出せる褒め」を知らない人はこちらから。あと今からお伝えするこの話、わたしの人生でうれしかったことの上位に入るので、長々細々と続けているこのBlogで既に、なんなら複数回語られている気がするし、わたしと仲の良い人は「はいはいあの話ね」ってなるかもしれないけど「おじいちゃん、昼ごはんもう食べましたよ〜」的な気持ちで聞いてほしい。何度でも。
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20代後半、渋谷・道玄坂付近で死ぬほど働いていたころ、タムチン(田村さん)という後輩とミーティングしてて。なんでそういう話になったのかわからないけど、「本多さんって、リップのアイエヌジーみたいに働いてますよね」と言われた。そう言われたタイミングではわたしはリップのアイエヌジーこと、RIP SLYMEのI・N・Gを知っていたんだっけ、知らなかったんだっけ、おじいちゃんだから記憶が曖昧だけど、ともあれ「え〜、そうかな〜?」みたいな適当な返しをして、その後ひとりでMV見て大いにニヤついた。
タムチンがどういう気持ちでそれを言ってくれたのかわからないけど、そしてきっと記憶にないだろうけど、その日以来わたしにとっては「こうやって働こう」というイメージになっている。逆に。仕事なんてうまくいかないことも多くて、いつまでこんなこと続けなきゃいけないんだろうとかって思っちゃう日もあるけど、「こんなふうに見えるように楽しく働いていた日が、事実としてある」というだけで踏ん張れる夜もあるわけです。
っていうかRIP SLYMEフェス出んの⁉️ 行きてえ〜‼️
