『神戸在住』を読むこと、知らない場所や「知らない」について

Xは治安が悪いとか言ったりするけど、わたしのTLは毎日穏やかで、かつ「ここでしか知れないだろうな〜」と思う情報がいっぱいで、そうか、トレンドとか検索とかおすすめとか見始めるとそう(治安が悪く)なるんだ、でも広告インプレッションを増やすためにはそういう行動を促進する方向に動くよな、プラットフォームとしては、みたいなことを思ったりしていた。インターネットビジネス難しいですね。


で、昨日ふと目に入ったリポストで勧められていた『神戸在住』を読みはじめた。まだ(3)の途中なのだけど、とても良い。

神戸が舞台で、そういえばわたしは神戸に降り立ったことがないことに気づく。神戸出身の知人の顔は2人くらい浮かぶのだけど、景色としての神戸の記憶がまったくない。Google Photoで検索してみてもヒットするのは食べたいと思って撮った「Kobe Beef」の看板くらいのもんで(結局食べたこともない、多分)、ない。奈良、大阪、京都はあるし、甲子園にも何回か行っているけど、神戸、ない。きっと「まあ、横浜みたいなもんだろう」と処理してしまっているからだと思うけど、『神戸在住』のおかげで、ぜんぜん違うんだろうな、という気持ちになっている。行きたい〜。

ここ5年くらいは日本より海外にいる時間のほうが長くなってるけど、40過ぎまでずっと日本にいて、その割に行ったことがない場所が結構ある。47都道府県完全制覇! みたいなことには興味がないんだけど、今回のようにコンテンツだったり知人経由だったりで「どんなところなんだろう」と思うことはよくあるし、今後もよくありそうだから、そういうの、現状に甘んじず、ひとつひとつ「知らないを知っているにする欲」を満たしていきたいと思った。油断すると動画とか検索とかAIとかで知った気になったり見た気になったりしちゃうけど、結局のところ自分の身体を通ったものだけが自分をつくるし、アウトプットをつくるよね。