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PLUG

CHANEL MOBILE ART

この記事は、はてなダイアリー(simplife)で2003年8月から書いていた日記「PLUG」から移したものです。元の記事は simplife.hatenadiary.org/entry/20080622/p1 にあります。リンクの先や埋め込み、当時の画像は、いまは表示されないことがあります。


平日も含めチケット完売という事実に茫然自失だったぼくを救ってくれたSさん、本当にありがとうございました! お礼は必ず!


で、原宿へ。間違って向かって左から回ってしまいひどい目に。現れたザハ・ハディド建築。思ったよりは小さめ。移動建築だと思うと十分でかいけど。



中身のことはこれから行かれる方もたくさんいらっしゃると思うので深くは書きませんが、良かったものを簡単に。

前にどっかで観たなあ。どこだろ。ともあれ、一番好きな作品。覗き込みながら「上から」観ると言うスタイル、ダンボールと言うマテリアル、モチーフの入れ込み方、どれをとっても好みでした。

この建築物にこの造形は欠かせなかったであろう、と言う意味で素敵。世界と世界をつなぐ扉。あ、横トリの人だ、そう言えば。

金沢のプール作った若手作家。今作も水モチーフ。そしてうまい。ナレーションとの相性がよかったな、ここ。

そりゃもう単純に、美しいったらありゃしない。台湾のDNAを強く感じる作品。十和田にもあるらしいから見に行こう。

インド現代アートのエース。左右のバランスがちと悪くて右側に目が行きがちなのを必死に左にも目に入れようとして集中。バランス悪くても、それでもなお良かった。

モチーフの捉え方としてはもっともイージーな表現方法。でも、やっぱり、今回の展示の中にこういうのがないっていうのは問題だと思うので。「私たちは、豚です。」


好き勝手書きましたが、それなりにいい企画展です。ホワイトキューブに押し込められがちな現代アートがこうして世界を旅することができるというのはなんだか痛快ですしね。ただ、単体で見た場合にほかの企画展や常設展を大きく上回るかというとそれはそんなことはなくて。


今回はザハ・ハディドの建築にもスポットが当たっていましたが、アートを感じるための建築としてはやっぱり不十分。普段何気なく通っていた現代美とかに比べれば一段も二段も落ちる。それは単に天井高の問題だけではなくて、そこにある必然性というか、そこでないといけないんだという強い意識が働いていない気がする。移動するんだから仕方ないんだけど。


でも、考えてみれば今回のチャンスを逃すとこの建築物自体を味わえなくなる可能性があるという意味では、世界旅行を自由にできる方以外は必見だ。そりゃ見たほうがいいわ。



チケットが取れないと分かったとき、外だけ眺めてもいいかなー、と思っていたのですが、それはあんまり意味がない気がします。ぜひ中に。そんなぼくも、きっともう一回。


ごちそうさまでした!

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