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RHYTHM*

サマーウォーズ

この記事は、tadafusahonda.com/blog で2009年4月から2013年3月まで公開していたブログ「RHYTHM*」から移したものです。元の URL は www.tadafusahonda.com/blog/2009/08/16/サマーウォーズ/ でした。リンクの先や埋め込み、当時の画像は、いまは表示されないことがあります。

甥っ子(17)が水泳でインターハイに出るので盛大に壮行会をした後、灼熱の炎天下のもと豊洲へ。コミケ帰りで達成感に満ちた群衆をすり抜け劇場到着。メロンソーダを買い、3分遅れで席へ。映画泥棒はスタイルいいな、と思いつつサマーウォーズ。

まず、ともあれ、楽しかった。誰が観てもそれなりに楽しめるはず。そういう意味でいい映画だと思う。以下、パンフレットやチラシでは判明しない内容が記載される可能性があるため、未見の方は見ない方がいい可能性がある。あくまで可能性だけど(映画の鑑賞スタイルなんて人それぞれだしね)。

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描かれているのは近未来。ただ、とても懐かしい感じがした。それは舞台が田舎だからか、OZによって実現されている機能的・情緒的なコミュニケーションがもはや実現されつつあるからなのか、いずれにしてもこの「ちょっと狂ったバランス」がこの映画をとても魅力的にしてくれていると思う。懐かしい近未来。

世界はメシア(或いはカリスマ)を求めているのかもしれない。ただ、そのメシアはスーパーマンでも仮面ライダーでもない、危うく脆いメシア。スラムドッグ$ミリオネアしかり、本作しかり。危うく脆いからこそそこには応援が、協力が、団結が、そして力が生まれる。

錯綜する2つのコミュニケーションのスタイル。結局のところ世界を救ったのはどっちだったんだろう。便宜上アナログ、デジタルに分けたとすると、「デジタル(だけじゃ)だめ、アナログがないといけない」という帰結になるんだけど、デジタルがなければ発生し得なかったアナログも描かれている訳で。ま、どっちも、か。

まあ、固い話はこの辺にして。

爽快。とにかく爽快。でもこの映画、この夏に観ないと意味ないな。5年後とかにアーカイブとして割り切って観るならいいけど、秋にDVDでとか、ほんとに意味ないと思う。ちょっとでも興味がある方は、2009年の8月に観てほしいです。いわゆる「夏休み(に観ないと意味がない)映画」。

偶然昨日は大家族的な食卓(ぼく、父、母、姉、甥×2、姪×2)を囲んだ後だったので、余計に「絆」について考えた。うるさくて面倒だけど、家族ってああいうものだよな。でも、これから家族って、家族の絆ってどう変化していくんだろう。とりあえず親には90までは生きてもらわないと。

みんな書いてるけど、縁側がパノラマでスクロールするシーンは美しすぎて、映画のストーリーが一瞬すっ飛ぶ。夏の空気が、香りが、まぶしさが、そして時の流れるペースがスクリーンから滲みだし、観客をそれぞれの思い出の中に移動させてしまう。

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日本のアニメは、すばらしい。日本の夏も、すばらしい。スイカ食べたいな! 花火したいな!

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