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RHYTHM*

@Ogoshi さんのとあるtweetに見る、「クレジット」

この記事は、tadafusahonda.com/blog で2009年4月から2013年3月まで公開していたブログ「RHYTHM*」から移したものです。元の URL は www.tadafusahonda.com/blog/2010/05/13/ogoshi-さんのとあるtweetに見る、「クレジット」/ でした。リンクの先や埋め込み、当時の画像は、いまは表示されないことがあります。

昨日、小越さんがこんなtweetをした。

みなさん、この「http://ht.ly/1JTcW」って、クリックしますか?

FYIと短縮URLのみ。雑にもほどがあるなと思いつつもぼくは反射的にクリック。で、唐突で脈絡もないのですが、どういう思考回路でこれをクリックしたかを紐解くことが「ソーシャル」において重要な気がして、ちょっと考えてみます。

短縮URLは、手間をかければ可能ですが、基本的にクリック前にリンク先を確認することができません。例えば、" yahoo.co.jp/xxxxx" とあれば「あ、これはYahoo!のページなんだな」と理解して安心したりできるわけで、URLにはそういう認識を抱かせる機能があります。ただ、短縮URLにはそれがない。なので、上記のURLをクリックした先がPDFでブラウザ固まるとか、無修正動画が突然大写しになるとか、つまりは、期待していた水準に達しない、むしろマイナスの体験をしてしまう危うさを持ちながら短縮URLというのは存在しているわけです。でも、昨日ぼくはクリックしました。反射的に。そういうリスクがあることを知りながら。

良く本を読まれている方は、「ウッフィーのことっしょ?」なんて思われるかもしれません。日本語で書いたり聞いたりすると語感が語感なので浸透はしなさそうですが、確かにこの概念はあると思うんです。WEBにソーシャルがやってきたことで人間関係的ないろいろなものが可視化されてスコアリングされる。結果としてシステムがその人の人間的な信頼性を判断する未来もそう遠くないかもしれません。上のtweetにも、@Ogoshiのアカウントと、それに紐づいている彼のWEB上でのアクティビティから判断される信頼度スコア、みたいなものが表示されていればより安心してクリック、もしくは絶対にクリックしない、という判断がしやすくなりそうです。でも、そういうことではなくて。

ぼくが思うのは、何かマイナスな効果が他人によって自分に及んだときに、「おめーふざけんなよ、あれ何だよ」と面と向かって言えること、つまり反論可能性が残されていることのほうが、今現在においてはずいぶん大事な気がします。別に社会が、システムが何と言っていようと、自分が知っていてシステムが知らないそれ以外の部分も結構大きいわけで。そうすると、中央集合システム的な考えではなくて、P2P的な信頼スコアの獲得が大切で、システムが割り振ったスコアに対して「自分」というフィルタを通して再スコアリングして、みたいなことが起きてくるんだろうなと思います。で、今、自分で書いていて、凄まじく当たり前のことを書いているな、とがっかりしました。個人対個人での信頼関係が大事なんて、至極当たり前ですね。それが「リアル」の場でのコミュニケーションに限定されるのであれば。

これからはWEB「のみ」が構築する人間関係というものに、よりミクロ的に研究の対象が移っていく気がしていて、というか期待していて、今までのようなコミュニティ論やリアルと共存対比した場合のコミュニケーション論だけではなくて、WEB「のみ」によって構築されてしまう人間関係の個人と個人の間で何が行われ、結果として何が起ころうとしているのかに興味があります。文通相手と会うべきか会わざるべきか、それをどう判断するのか、みたいなことなんですが。

ともあれ、リンク先は何となく明示してもらえると嬉しいです。してなくても押すけどさ。割と。

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