RHYTHM*
やっぱり雑誌が好き(BRUTUS 700号)
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突然何の告白だ、という感じですが、BRUTUSの最新号を読んで改めて。
マガジンハウス (2010-12-15)
毎年この時期になると今年一年を総括しながら来年を考える企画がたくさん出てくる。暦や会計年度が変わったからといって何かが変わることはそんなにないし、いつまで経っても明日は昨日から連続した今日であり、そう考えると「来年」にそんなに意味はないように思えてくるけど、区切りたくなるのは人の性。
BRUTUS700号。区切りのいい数字なのに、なんで記念号じゃないんだろうということを気にしつつ読了。サンデル教授にホリエモン、東大卒のお坊さんに「もしドラ」、英語公用語化にニーチェ、Facebookに社会起業、そして生物多様性と笑い。こう書いてしまうとそのなんでもなさに唖然としますが、これこそ雑誌だな、そして雑誌っていいな、と思う内容。特に「2011年のキーパーソン30人を知る本ガイド」で紹介されている"next coming"な方々について書かれた記事を読んでいると、うずうずしてくる。みんないろんなところで戦っているんだと。
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社会人になって、転職して迎えた27歳の冬。親友のとある一言をきっかけにそれまでまったく読まなかった本というものを読むようになっておよそ5年。他人よりもだいぶのんびりとしたペースで、でもそれまでの人生に比べるとだいぶいいペースで本を読んでみた。哲学書に唸らされたり、ビジネス書を読んで「自分で考えなくてももう答書いてあるじゃん」と間違ってみたり、村上春樹を読んで人生を棒に振りそうになったり、いろいろあった。
で、人並みに本を読んでみて、改めて雑誌が好きになった。最近特に。
雑誌には「正解」が書いていない。本には(それが正しいかどうかは別として)書いてあることが多い。本は筋道が立てられ、ゴール(それがゴールかどうかは別として)まで連れて行ってくれるものも多いけど、雑誌は単なる道案内でしかない。
ようわからんな、きついな、と思うと他人が出した正解を自分の正解に置き換えてそれで良しとしたくなるけど、そういうときこそちゃんと向き合って考えないといけない。よほどの実用書(エクセルのマクロとか)でない限り、本屋に「正解」を探しに行ってもロクなことにならない。考えないと。
雑然とした誌面の中によってもたらされる多様性により気づかされる、絶対的な正解なんてないという事実に硬直した思考は叱られ、動かない足は励まされる。ほんの少しの間、本に浮気してたけど、改めて雑誌と熱愛宣言。ぺらぺらした紙のお供を携えて、2011年も生きていこうと思いましたとさ。
![BRUTUS (ブルータス) 2011年 1/15号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Z0QxrjhCL._SL160_.jpg)